業務の中でチェックリストを使うと便利な場面って多いですよね。スプレッドシートでタスク管理や作業の進捗などを管理するメリットがたくさんあります!
- チェックボックスの挿入が簡単
- チェックを入れるも外すもワンクリックでOK
- リアルタイムでチームメンバーに最新の進捗を共有できる
Googleスプレッドシートは簡単にチェックボックスを設けることができ、1クリックで切り替えができるため非常に便利です。
さらに、チェックの数をカウントする関数を入れることで、進捗を自動で更新することもできます。
初めての方でもこの記事でチェックボックスを使いこなせるように、画像多めで詳しく解説しています!一緒にがんばりましょう!
チェックボックスの使い方
今回は、「アンケートの回収状況」を例に挙げて使い方を紹介します。
D列にチェックボックスを作り、回答状況を分かるようにしたい
完成予想図はこちら!
チェックボックスを追加する
手順1 範囲指定
マウスをドラッグして、チェックボックスを挿入したい範囲を指定します。
手順2 挿入→チェックボックス
上部にある「挿入」をクリックし、次に「チェックボックス」をクリックします。
チェックボックスが挿入できました。
クリックしてみましょう。
チェックボックスの追加はこれで完了です。
チェックボックスを削除する
チェックボックスを削除したい場合は、削除したいセル範囲を選択し、Deleteキーで削除できます。
チェックボックスをもっと活用しよう
チェックボックスにチェックを入れると「TRUE」、入れないと「FALSE」という値が入ります。
試しにチェックが入っているセルをクリックしてみると「TRUE」が入っていることが分かります。
また、チェックが入っていないセルを選択すると「FALSE」が入っています。
つまり、この結果を関数に使うことができるということです。
次のことをやってみましょう。
活用例:チェックの数を数える
アンケート回収状況チェックリストの中から、回答済みのチェックの数を数えてみます。
G2のセルに回答済みの人数を表示させたい
チェックの数を数えるには 「COUNTIF(カウントイフ)関数」を使用します。
構文は =COUNTIF(範囲, 検索条件) です。
これから紹介する関数をコピペすると同じことができますので、練習してみてくださいね。
手順1 数えた結果を出力したいセルを選択
今回は、G2に結果を出力します。
手順2 COUNTIF(カウントイフ)関数を入力
チェックを数える関数はこれ!
=COUNTIF(D3:D12, TRUE)
ちなみに、未回答(FALSE)の数は以下の関数でカウントできます。
=COUNTIF(D3:D12, FALSE)
手順3 チェックを入れて動作を確認
関数が正しくカウントできているか確認しましょう。
チェックを入れると、「回答済み」と「未回答」の件数が自動で更新されます。
うまくいかない場合は、範囲がずれていませんか?行と列、共に確認してみてください。
まとめ
最後にチェックボックスの使い方のまとめです。
チェックボックスを追加する
- チェックボックスを追加する範囲を指定
- 「挿入」の中の「チェックボックス」をクリックで追加完了
チェックボックスを削除する
- 削除したいチェックボックスが入ったセルを選択して、deleteキーで削除
チェックが入ったボックスを数える関数
- =COUNTIF(D3:D12, TRUE) ※D3:D12の部分は要変更
チェックが入っていないボックスを数える関数
- OUNTIF(D3:D12, FALSE) ※D3:D12の部分は要変更
スプレッドシートは、チェックを入れるだけで様々なことに連動できます。
チェックボックスを導入したことで、作業効率が格段に良くなる業務がたくさんあるはずです。ぜひ今のシートだけでなく他にも使えるところがないか、探してみましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございます。
少しでもお役に立てれば幸いです。
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