Googleスプレッドシートで表を作成したら、行ごとに連番の通し番号を振ることってよくありますよね。
番号を一通り振った後に行を追加して、「ずれた分は手で打ち直しているんだけど何かいい方法ないかな」そんなあなたにおすすめの解決策を紹介します。
これは会社で毎日スプレッドシートを使っている私も実際に使っている方法です!
これを読むと分かること
- Row関数を使って通し番号を振る方法
- オートフィルとの違い
Row関数を使って通し番号を振る方法
手順1 先頭のセルに「=ROW()-(先頭の行番号から1を引いた数字)」
一番最初の番号が入る先頭のセルに=ROW()-(先頭の行番号から1を引いた数字)を入力します。
画像のシートを例に説明すると、B3に通し番号の1を割り振りたいので、B3に「=ROW()-2」と入力します。
手順2 他のセルに複製
=ROW(A1)を入力した先頭のセルを選択し、右下の四角マークをドラッグして複製する。
すべてに複製すると次のようになります。
これでROW関数を使った通し番号の割り振りは終わりです。
ここから行の追加や削除をしてみます。
手順3 行の追加や削除をする
ここから行の追加や削除をしてみます。
行を追加
例として「10番と11番の間に神奈川を足したい」とします。
新しい行を挿入したら、その行以降は自動で通し番号が修正されています。これが便利!
1.1行を挿入し、内容(今回は「神奈川」)を入力します。
2.上下のセルからROW関数を複製します。(コピーやドラッグなど)
追加したいデータ以外は、全く手直ししなくていいから楽ちんですね。
行を削除
やっぱり「追加したけど神奈川の行を削除したい」とします。
1.行番号をクリックして行を全選択
2.行番号を右クリック→「行を削除」
通し番号は自動で修正され、もう直すところはありません!
Row関数とは
=ROW()は、”セルの行番号を取得する”という意味です。
例えば、B3に「=ROW()」と入力すると「3」と入ります。
今回の通し番号の振り方は、セルの行番号との関係に着目した方法です。
オートフィルとの違い
説明を聞くと
「いつもやってたこれ、オートフィルっていうんだ」という感覚になると思います。
すでにやってる人が多いですかね。
オートフィルとは
1行に1、2と連続で入力し、それ以降の3,4,5,6…をドラッグで一気に入力させてしまう方法です。
これは関数が入るのではなく値が入力されます。
数字だけでなく、月や曜日でもできることが知られています。
オートフィルは数字だけと思われがちですが、様々な場面で活用できます。
Row関数とオートフィルを並べて見比べてみよう
それぞれ1から10まで入力したこの状態からスタートします。
行の追加をしたときの比較
行の削除をしたときの比較
Row関数は1行消しても、自動的に詰まりますね。
オートフィルの場合は7が飛んでしまったので、以降のセルも手直しが必要です。
まとめ
Row関数って便利ですよね。
私はしばらくオートフィルを使っていましたが、Row関数を使って通し番号をつけ直しました!
行の追加や削除におびえる日はなくなりましたね。
以上、参考になれば幸いです。
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